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SG1.1J

SG1.1Jは、SG2.1Jと同じ道を辿り、SG2が最終的に到達した場所からスタートしています。SG1.1JとSG2.1Jは数多くの同じ構成部品を共有しているため、一見して分かる両者の相違はわずかです。しかし、その相違によって高い性能がもたらされています。銀色のSG1.1Jに見られる第一の違いは、ボディが別個の2つの拘束層プラットフォームで構成されていることです。この2つのミラーイメージプラットフォームは、2つのアッセンブリーを機械的に分断する、慎重に配置された4つの弾性体によって分けられています。

SG2と同様、脚とモーターは下部の2層に取り付けられており、ターンテーブルの残りの部分から最大限に隔離されています。SG1.1のモーターは下部拘束層プラットフォームのもっとも厚い層に取り付けられており、そこでモーターは太い青銅のリングに分離された形でセットされています。リングはエネルギーを層内に沈み込ませるように取り付けられており、さらにモーターからの残留ノイズを消散させます。より質量が大きなステンレス製の調整式の脚は、SG1.1Jの最下層に取り付けられ、同一の設計ながら、SG2.1Jのアルミニウム製よりも優れたノイズ低減性能を生み出しています。SG2.1Jと同じく、上部プラットフォームのもっとも厚い層にベアリングとプラッターが取り付けられ、モーターと脚が設置されている下部プラットフォームからは完全に隔離されます。SG1.1Jの性能がSG2.1Jを上回る理由の大部分が、このように能動的に作動するモーターアッセンブリーを上部層から隔離していることにあります。最上部のアルミニウム製アームボード層はSG2と同じですが、言ってみれば、素晴らしい「ひねり」があります。

SG1.1Jのアームボードにはステンレス製のバヨネットマウントシステムが取り付けられています。これはボタンを押して軽くひねるだけで簡単にターンテーブルから取り外すことができます。この独自のシステムは、完全にロックされる確実なもので、お客様がお持ちの多数のアームとカートリッジのセットアップをひとひねりで簡単かつ完璧に交換することを可能にします。いったんカートリッジとアームが完全にセットアップされれば、取り外してもう一度バヨネットマウントへ取り付けても、常に完全に調整が済んでいる状態になります。

では、2つのターンテーブルの性能はどのように異なるのでしょうか?ご期待どおり、SG2.1JはSG1.1J同様、あらゆる面でSpiral Grooveのテーブルであると言えます。両者は同じ音の特徴を共有しています。しかし、SG1.1Jの残留ノイズフロアの低さは、単に微妙な差を示すだけでなく、SG2をその兄貴分と比較したときに唯一不足している、明瞭さをもたらします。SG1.1Jは、低レベルダイナミクスと高レベルダイナミクスの両方をより大きな説得力で表現します。非常に明白に、SG1.1Jは、聴き取るだけでなく感じ取る音の、低周波数の伸びと迫力に優れています。SG1.1Jの表現はもっとエキサイティングなのではないかと疑う人もいるかもしれません。
実際に、このテーブルはエキサイティングです。しかし、SG1.1Jの厳然たる静穏は、自身の存在を消してレコードに記録されていることだけを音にする、演奏者の精神につながる窓であり、それ以上のものではありません。

SG1.1Jの特徴と仕様

・慣性と速度安定性を高める、余裕を持ったサイズのステンレス製プラッタードライブリング
・低ノイズと長寿命のためのインバーテッドサファイヤディスク/硬化鋼ポリッシュボールベアリング
・微調整機能を備える電子的な回転速度の選択制御:毎分33 1/3回転および45回転
・素早い交換が可能なバヨネットマウント式アームボード
・レコードの最適な機械的隔離を実現するためにスピンドルをベアリングから分離
・プラッターをベアリングの支点で駆動し、揺動を排除
・柔軟な丸型ベルト
・低電圧/高トルクACシンクロナスモーターと独自開発の位相制御で揺動を排除
・調整機構を備える分断型ステンレス脚部
・寸法:幅18.5″×奥行き15″×高さ4.5″(470 mm×380 mm×115 mm)
・重量:70 lbs(32 kg)
・定価 :3,980,000円(税別) ※Centroidトーンアーム付 

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